太陽光発電の売電価格は、例えば2012年買取価格から比べると年々下がってきており、売電で稼ぐことが難しくなっています。明確な数字で表すと、2012年から2021年までに1kWh当たり42円～19円と、売電価格は約半分の価値になっているのです。2025から2027年頃には11円と予測され、すぐに始めたとしても売電で稼ぐという考えは改めなければならないかもしれません。

しかし、住宅向け電気料は20円台で推移し続け上昇傾向すらあります。そのため、これから太陽光発電を設置する方は、売電で稼ぐのではなく自家消費で節約することを目的と考える方が良いのかと思います。